とんねるずの木梨憲武さんが、X上で大きな話題となり、批判の声が集まっています。
きっかけは、2026年4月25日に配信されたABEMAの音楽番組『木梨レコード』での一場面です。
ゲストとして出演したラッパーのSHOさんの愛車に、木梨さんが乗り、ルーフ部分をへこませてしまった行為が、約4カ月後の8月末に再燃しました。
発端となった番組のシーン
『木梨レコード』は、木梨さんがヒップホップ系のゲストを招き、生バンドセッションを行う番組です。
SHOさんはゲスト出演し、自身の象徴ともいえる金色のメルセデス・ベンツ(通称ゴールドベンツ)を登場させました。
この車は、SHOさんが長年大切にしてきたもので、ラッピングやカスタムに総額700万〜800万円をかけたという話も本人が語っています。
収録時、木梨さんは車に興味を示し、トランクの蓋に座る場面から、スニーカーを履いたままルーフに登り立ちました。
「ここ、へこむんだね」と言いながらボディを確認し、座る動作でルーフをベコベコとへこませる様子が映像に残っています。
SHOさんは「そこちょっと危ないかも」と声をかけ、表情がこわばる場面もありましたが、番組全体は和やかな雰囲気で進行。
木梨さんとSHOさんは井上陽水の「少年時代」をセッションするなど、音楽部分は好評でした。
放送直後は大きな問題視はされず、SHOさん自身も事前に「木梨憲武さんにゴールドベンツの上に座ってもらった」とXで投稿していました。
しかし、8月下旬にユーザーが映像を切り抜いて投稿したことで拡散が始まり、表示回数が数百万に達しました。
SHOさんのX投稿が火付け役に
決定的だったのは、8月30日のSHOさんの投稿です。
一般ユーザーから「車を踏まれて愛想笑いしていたのがダサい」といった指摘を受けたSHOさんは、該当映像を引用してこう述べました。
「これの事言ってるのか? これはabemaがやってる木梨さんの歌番組の歌を収録前だぞ。
これで俺がキレて帰ったら誰も得しないだろ。
男には我慢する時もあるってことだよ。
今はこの時の俺によく我慢したと褒めてあげたいね。
けしてダサいなんて1mmも思わねぇ」
さらに、車が実際にへこんだこと、修理費を伝えたところABEMA側が負担してくれたことも明らかにしました。
「流石abemaです」とのコメントとともに。
この投稿は3000万回を超える表示を記録し、一気に議論が拡大。
SHOさんの対応を「大人だ」「器が大きい」と称賛する声が多数上がる一方、木梨さんの行為自体に批判が集中しました。
X上の主な反応
批判の声は主に次のようなものです。
- 「人が大事にしているものを雑に扱って取る笑いは昔から笑えない」
- 「時代遅れだね」「昭和すぎる。
令和ですからアップデートしないと」 - 「コンプラのない昭和の芸人のノリ。
人の大事な物を壊すのは今なら完全アウト」 - 「こういう芸やめようよ。
車の上に大御所が乗って何も言えない構図の何が面白いのか」
ヒップホップ界のベテラン・Kダブシャインさんも「憲武ヒップホップなめてるの?甘やかすなよ。
アベマもなんか勘違いしてるよな」と苦言を呈し、議論に拍車をかけました。
一方で、「昔から木梨さんはこういうノリだった」「とんねるず全盛期を知る世代には懐かしい」との擁護や、「修理代が出たのなら問題ない」との意見も見られます。
ただし、金銭解決だけでは心の傷は埋まらないという指摘も目立ちます。
過去のエピソードも蒸し返されています。
サンドウィッチマンの富澤たけしさんの大切にしていたサッカーユニフォームに落書きをした件や、自宅での破壊行為などが挙げられ、「全盛期からやり過ぎだった」との声が再燃しています。
背景にある時代の変化
木梨さんは1962年生まれ。
とんねるずとして1980年代後半から1990年代にかけて、フジテレビのバラエティを牽引した存在です。
当時は過激な悪ノリや破壊行為も「面白い」として受け入れられる風潮がありました。
しかし、令和の今はコンプライアンス意識が大幅に高まり、他人の私物を損傷させる行為は「笑えない」と感じる人が増えています。
番組関係者によると、収録時は事前の打ち合わせがあった可能性もありますが、結果として実害が生じ、SHOさんが我慢を強いられた構図が問題視されました。
配信番組であっても、映像が切り抜かれて拡散される時代。
ゲストとの関係性や演出の境界線が、改めて問われる事例となっています。
木梨さん本人や番組側からの公式コメントは、現時点で特に出ていません。
SHOさんは我慢した自身を肯定しつつ、車を大切に乗り続けている様子をその後もXで投稿しています。
この一件は、単なる「芸人の悪ノリ」を超えて、昭和・平成の笑いと令和の価値観のギャップを浮き彫りにしました。
Xでは賛否両論が続き、木梨さんの今後の活動や番組のあり方にも影響を与える可能性があります。
視聴者やファンがどう受け止めるか、引き続き注目されます。


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