お笑い芸人として長年活躍するフォーリンラブのバービーさんが、2026年6月に新会社「株式会社bloomest(ブルーメスト)」の代表取締役社長に就任したニュースが話題になっています。
女性の「自己決定」を支えることをミッションに掲げ、フェムケアやウェルネス分野を中心に事業を展開するこの会社。
なぜ今、バービーさんが社長という道を選んだのか。
その経緯や会社の詳細を、彼女自身の言葉やプロジェクトの歩みを追いながら掘り下げていきます。
バービーさんのこれまでと、会社設立のきっかけ
バービーさんはお笑いコンビ・フォーリンラブのメンバーとして、テレビやライブ、SNSで親しみやすいキャラクターで多くのファンを魅了してきました。
結婚・出産を経て、40代に入り、子育てと仕事の両立をしながら自身の身体や心と向き合う機会が増えたそうです。
生理の悩み、ホルモンバランスの変化、妊娠・出産といった女性特有のライフステージで、身体に振り回される経験を何度も重ねてきました。
その中で、自分に合う情報や選択肢を探し続け、SNSやエッセイを通じて発信するようになります。
しかし、そこで気づいたのは「情報だけでは十分ではない」という現実でした。
「病院に行く、誰かに相談する、新しい選択を試す——その一歩には、知識以上に勇気が必要」。
バービーさんはそう語ります。
知識が届いても、人の目や社会の空気を気して自分らしい選択を諦めてしまう人が多いことに気づき、「女性の身体」だけでなく、日常のさまざまな場面(食べたいもの、髪型、仕事、子育てなど)で「自己決定」の大切さを痛感したそうです。
子どもが生まれてから、「みんな最初は大切に抱っこされていた赤ちゃんだった」と改めて感じ、誰もが自分らしく咲けるきっかけを作りたいという想いが強くなったといいます。
こうした個人的な経験が、プロジェクトの基盤となりました。
最初は「バービーのbloomestプロジェクト」として、2025年末頃に始動。
フェムケア商品の体験や専門家とのトークイベントを各地で開催し、参加者から好評を博しました。
例えば、光が丘や横浜でのイベントでは、トークショーや限定アイテム配布を通じて、気軽に第一歩を踏み出せる場を提供。
参加者からは「自分だけじゃなかった」「勇気が出た」といった声が寄せられたそうです。
「bloomest」という会社名の由来とミッション
会社名「bloomest(ブルーメスト)」は、bloom(咲く、花が咲く、生き生きとする)とest(最上級)を組み合わせた造語です。
「思うがままに咲き乱れてほしい」という願いが込められています。
最初は「株式会社 今日も生きる」という名前を考えたそうですが、周囲に止められ、この明るく前向きな名前に決めたエピソードも印象的です。
ミッションは「タブーを、ワクワクへ」。
性やセルフケアといった話題を、エンターテインメントの力で身近で楽しいものに変えていくことです。
ワタナベエンターテインメントとの共同設立により、芸能事務所のプロデュース力とバービーさんの発信力・クリエイティビティを融合。
単なる情報提供ではなく、行動変容を促すきっかけを生み出す会社を目指しています。
具体的な事業内容としては:
- SNSを活用したプロモーション・マーケティング支援
- フェムケア、美容、子育て、ファッションなどをテーマにした体験型イベント「バービーのbloomestプロジェクト」の継続開催
- 専門家によるセミナー・ワークショップ
- フェムケア商品の開発・監修
- 医療機関やユースクリニックとの連携による相談体制の構築
利益追求だけでなく、女性支援団体や専門機関との連携、寄付活動、必要とする人が適切な支援につながるきっかけづくりも重視しています。
エンタメの力を活かしながら、社会的な役割も果たす姿勢が特徴的です。
なぜ今、社長就任? バービーさんの想い
バービーさんは会社設立のコメントで、「私は芸人を辞めるわけでもありませんし、フォーリンラブも解散しません。
これからもたくさん試して、迷って、失敗しながら、その過程ごと皆さんと共有していけたら」と語っています。
40代という年齢を「まだまだ咲き乱れていこう」と前向きに捉え、自身も試行錯誤を続けながらファンと一緒に歩む姿勢を示しました。
この決断の背景には、プロジェクトを通じて見えた「ニーズの大きさ」があります。
イベント参加者との交流で、身体や心のケアに悩む女性の多さを実感。
エンタメを通じてワクワクしながら選択肢を広げられる場を提供することで、より多くの人の背中を押せると考えたのでしょう。
ワタナベエンターテインメントとのタッグは、芸能の知見を活かした持続可能な事業展開を可能にしています。
プロジェクトの実際の取り組み例
これまでの「バービーのbloomestプロジェクト」では、具体的にどんなことが行われてきたのでしょうか。
2026年6月の光が丘イベントでは、ステージトークや商品体験を通じて、参加者が気軽にフェムケアに触れられる機会を提供。
ゲストとの対談で共感を呼び、限定フェムテックアイテムの配布も好評でした。
横浜イベントではおかずクラブのメンバーや専門家を招き、2日間にわたる開催で幅広い層が参加。
こうした場では、ただ商品を紹介するだけでなく、「自分の身体と向き合う第一歩」を楽しく後押しする雰囲気作りが工夫されています。
タブー視されがちなテーマを、笑いや会話を通じてオープンに変えていく——バービーさんの芸人としての強みがここで活きていると言えます。
これからの展望と、私たちへのメッセージ
新会社設立により、プロジェクトはより本格的な事業フェーズへ移行します。
商品開発や医療連携の強化、さらなるイベント拡大が期待されます。
バービーさん自身が「自分史上、最高に咲き乱れる」姿を見せながら、参加者一人ひとりが同じように輝ける社会を目指す取り組みです。
このニュースは、芸能人が単なる発信者から事業者へ転身する事例としても注目を集めています。
特に、女性の健康や自己決定というテーマは、ライフステージの異なる多くの人に響くはず。
バービーさんのように、自身の経験を活かして「勇気のきっかけ」を作る存在が増えることで、社会全体が少しずつ変わっていくのかもしれません。
あなたも、日常の中で「本当はこうしたい」と思う瞬間があったら、bloomestの取り組みを参考に、小さな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
バービーさんのこれからの挑戦が、きっと多くの人の背中を押してくれるでしょう。


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