アンタッチャブルのザキヤマ(山崎弘也)さんが、保護者会で場を盛り上げ、参加者が増えている——そんな話が、2026年8月末に急速に広がった。
発端は、TOKYO FMのラジオ番組『川島明 そもそもの話』(毎週土曜17時台)だ。
麒麟の川島明さんがMCを務めるこの番組にザキヤマさんがゲスト出演し、子育てエピソードを語った中で出てきた内容である。
公式アカウントが投稿した内容によると、ザキヤマさんは保護者会に参加して「場を大回し」しているらしく、会が大爆笑で終わるため、どんどん参加者が増えているという。
さらにザキヤマさん自身が「川島さんもママ友に回してほしいと思われてる!?」と話したというエピソードも添えられていた。
この投稿は大きな反響を呼び、要約した「ザキヤマ(50)保護者会で大回し 参加者増」という文言がX上で広く共有された。
反応の多くは「行ってみたい」「絶対行きたい保護者会」「無料でザキヤマの回し体験できるのめちゃくちゃ羨ましい」といった好意的なもので、「パパ芸人はガチで見たい人が多そう」「多忙なのにちゃんと参加しているのも好感度高い」との声も目立った。
なぜ「大回し」が効くのか
保護者会と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、堅い雰囲気や役員決めの空気、気まずい沈黙や表面的な会話だろう。
仕事や家事で忙しい保護者にとって、積極的に参加したい場とは限りないケースも少なくない。
そこにザキヤマさんが入ると空気が変わる、というのが今回の話の核心だ。
お笑い芸人として長年培ってきた場を回す技術、話題を拾って膨らませるセンス、相手を不快にさせない軽やかさが、保護者同士の場でも発揮されているという。
結果として「大爆笑で終わる」ので「参加者が増える」流れが生まれている——本人談としてラジオで語られた内容だ。
興味深いのは、これが最近に始まった話ではない点だ。
2025年12月に放送された別のラジオ番組では、タカアンドトシのタカさんが、ザキヤマさんがママ友の会に一人で連れてこられ、MC役のようにずっと話を回していたエピソードを明かしていた。
当時から「話を回す」能力が周囲で話題になっていたことがわかる。
ザキヤマさんのパパとしての素地
ザキヤマさんが3人の娘を持つ父親であることは、以前から知られている。
2026年7月にはテレビ朝日系『夫が寝たあとに』に出演し、娘たちとのプール遊びを詳しく明かした。
長女と次女がプールを非常に好み、熱海やベトナムで「10時間」入ったというエピソードにスタジオが驚いた回だ。
「朝の7時くらいから空いていて、夜の7時まで」と本人が説明した内容が報じられている。
「僕はプール担当」と語り、次女に「パパが浮き輪だから」と言われるエピソードも印象的だった。
こうした日常の関わり方が、保護者会でも自然体で場に溶け込み、周囲を楽しませる土台になっているのかもしれない。
X上の反応を見ると、「会社の仕事や世の中を知らなすぎてパパさんたちと会話ができないと嘆く芸人がいる一方で、保護者会で回していたら面白すぎて参加者が増えていくザキヤマさん」と対比する声もあった。
芸人としての「回す」能力が、家庭や地域の場でも生きている好例として受け止められている。
「本当か」を考える視点
では、ザキヤマが保護者会で人気なのは「本当」なのか。
現時点で確認できるのは、本人がラジオで語った内容と、それを聞いた周囲の反応だ。
特定の学校や園での参加者数の公式統計が出ているわけではないし、すべての保護者会で同じことが起きている保証もない。
しかし、公式番組アカウントが投稿し、本人が「大回し」「参加者が増えている」と話した事実は明確にある。
X上の反応も、ほとんどが肯定的で「羨ましい」「行きたい」という方向に集中している。
保護者会に対する一般的なイメージが「義務的で少し億劫な場」である中で、笑いが生まれる空間に変わる事例として、この話は多くの人の関心を引いたのだろう。
忙しい保護者にとって「行ってみたい」と思える場になるのは、珍しくも貴重なことだ。
ザキヤマさんの場合、ただ面白いだけでなく、子育てに真剣に向き合っている姿勢が伝わっている点も大きい。
プールで何時間も付き合う姿や、保護者会にきちんと参加する姿勢が、周囲に安心感や好感を与えている可能性は高い。
保護者会という場の可能性
今回の話題は、保護者会そのもののあり方を少し考えるきっかけにもなる。
堅い進行や形式だけにこだわらず、参加した人が「楽しかった」「また行きたい」と思える要素があれば、出席率や交流の質は自然と上がる。
プロの芸人でなくとも、話題を拾う、笑顔を引き出す、空気を柔らかくする——そんな小さな工夫が積み重なれば、同じような効果は生まれるかもしれない。
もちろん、ザキヤマさんのような場の回し方を誰もができるわけではない。
それでも「笑いが生まれる保護者会」が現実にあると知ると、少し肩の力が抜ける気がする。
ザキヤマさんが保護者会で「大回し」をして参加者が増えているという話は、本人のラジオ発言と周囲の反応から見て、少なくとも「本人がそう語るほどの手応えがある」のは確かだ。
流行りのネタとして消費されるだけでなく、子育て中のパパ・ママが「そういう場もあっていいんだ」と感じられるエピソードとして、静かに広がっている。
忙しい日常の中で、保護者会が「ちょっと楽しみな時間」になる——そんな変化が、ザキヤマさんの周囲で起きているようだ。


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