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元天竺鼠としてキングオブコントに出場することになった理由や経緯

2026年1月1日、お笑いコンビ・天竺鼠が解散を発表した。
川原克己のYouTubeチャンネルで公開された「瀬下に茶碗蒸しを食べさせよう!【天竺鼠 川原 究極シリーズ】」という動画の中での電撃報告だった。

川原は「天竺鼠、20年以上やったんですけど、この度ですね解散いたします」と切り出し、続けて「2人で話し合った結果です。
何回か話し合って、今後のことについて2人で話し合ってきたんですけど、解散という方向に話が進みました。
理由、ひとつだけです。
大きな理由がひとつだけあるんですけど、昔の友だちの頃に戻ろうということになりました。
勝手ながらではありますけど、各々の幸せを考えた時に、解散ということが一番、自分らにとってベストだというところにいたりました」と語った。

瀬下豊も「解散の寂しさよりも友達に戻れる楽しみのほうが勝っております」と応じ、前向きな解散であることを強調した。
2004年4月に結成し、約22年にわたるコンビ活動に幕を下ろす形となった。

解散後のそれぞれの道

解散後、川原は「天竺川原」に改名した。
2026年3月31日をもって吉本興業とのエージェント契約を終了し、独立した。
瀬下は吉本興業所属を継続した。
それぞれピンで活動を始めたはずだった。

まさかの「元天竺鼠」での出場発表

ところが、それからわずか7カ月後の2026年8月9日、事態は予想外の方向へ動き出す。
キングオブコント2026の準々決勝出場者リストに「元天竺鼠」という名前が確認され、SNS上で一気に話題となった。

所属事務所は同日、元天竺鼠が天竺川原と瀬下豊の2人であること、そしてシード扱いで準々決勝から参加することを認めた。
開催は8月13日、会場は渋谷区文化総合センター大和田だ。

シード権が有効となった理由

キングオブコントでは、過去に決勝進出経験のあるコンビにシード権が与えられ、準々決勝からの出場が可能となる。
天竺鼠は2008年に決勝6位、2009年に決勝7位、2013年に決勝3位と、計3度の決勝進出を果たしている。
解散していてもメンバーが同一であれば戦績が引き継がれるため、シード権が有効となった。

解散したコンビが賞レースにシードで再出場するケースは極めて異例だ。
関係者への取材では、解散後に「コンビでの仕事を逆に増やす話が元々あった」という。
川原の退所でその計画は不透明になったと思われていたが、「元天竺鼠」という名義での出場は、関係者からも「“コンビ”での活動を大きなボケにした」と評されるほどの展開となった。

どちらがエントリーを持ちかけたのかは明確ではない。
ただ、予測不能な発想を笑いにしてきた川原の案である可能性が高いと指摘する声もある。

天竺鼠というコンビの歩み

天竺鼠は鹿児島県出身の高校時代からの友人同士で、NSC大阪校26期生だった。
川原がボケ・ネタ作り、瀬下がツッコミを担当した。
シュールで独特な世界観のコントで知られ、THE MANZAI 2013ファイナリスト、ABCお笑いグランプリ第35回優勝などの実績を残してきた。

解散を「昔の友だちの頃に戻ろう」と位置づけた2人が、再びコントの舞台に立つ。
名前を「元天竺鼠」とした点にも、彼ららしいユーモアが感じられる。

SNSでの反応

X上では「解散したから終わり、ではなく。
名前は変わっても、2人でまたコントをする」「しかも『元天竺鼠』という肩書きで出てくるのが、なんとも天竺鼠らしい」「一度解散したコンビが、こういう形でまた舞台に立つのは嬉しい」といった声が相次いだ。

エハラマサヒロも「おそらくコンビ解散してから出た(しかもシード)はどの賞レースでも初めて。
川原は一年目の時からずっとちゃんとボケてるしずっとちゃんとおもろいしワクワクさせてくれる」と投稿している。

8月13日に向けて

準々決勝でどのようなネタを見せるのか。
解散を「フリ」にしたようなこの再合流が、どんな笑いを生むのか。
ファンだけでなく、お笑いファン全体が注目している。

天竺鼠として築いてきた歴史を「元」という一文字で繋ぎ、再びキングオブコントの舞台に立つ2人。
2026年8月13日、渋谷でその答え合わせが行われる。

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