1996年のNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』で一躍有名になった双子女優のマナカナこと三倉茉奈(みくら まな)さんと三倉佳奈(みくら かな)さん。
彼女たちが2026年2月23日で40歳を迎えるという時が近づいています。
現在39歳の彼女たちは、子役時代の活躍から大人の女優へと成長し、現在は母親としても活動を続けています。
今回は、マナカナが辿ってきた軌跡と現在の様子を追跡してみましょう。
朝ドラで国民的人気者に
三倉茉奈さんと三倉佳奈さんは1986年2月23日生まれの大阪府出身。
二人は寅年のうお座です。
1996年、わずか10歳の時にNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』のヒロインの幼少期を演じ、「マナカナ」の愛称で日本中から愛されるようになりました。
その後、1997年に音楽ユニット「ManaKana」として『二千一夜のミュウ』で歌手デビュー。
さらに各種テレビドラマや舞台、CM、バラエティ番組など、多方面で活躍を広げていきました。
とくに双子ならではの息の合ったシンクロが話題となり、2008年にはNHK朝ドラ『だんだん』でヒロイン役を演じるなど、大人の女優としてのキャリアも確立していったのです。
大学進学と学業との両立
多忙な芸能活動の合間も、二人は学業を大切にしていました。
大阪府立東住吉高校に通っていた時代も、学校行事に必ず出席し、ブラスバンド部で活動するなど、一般の高校生と同じような経験を積んでいました。
高校卒業後は、2004年に関西学院大学に進学。
同じバスケットボールサークルと同じゼミに属し、大学でも寄り添った学生生活を送っていたようです。
結婚と子育てへ
二人は大人になってからは異なる人生を歩み始めます。
三倉茉奈さんは2019年に関西出身の一般男性と結婚。
面白いことに、キューピッド役を務めたのは、お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコさんでした。
番組での共演がきっかけで仲良くなった二人が、バーベキューパーティーを開いたことが出会いのきっかけだったとのこと。
その後2年の交際を経て結婚に至りました。
2020年12月に第1子となる女児を出産し、現在は4歳のお嬢さんの子育てをしながら、女優業を続けています。
妹の三倉佳奈さんは大学の同級生と結婚し、現在は11歳と9歳(2025年11月時点)の2人のお子さんの母として活動しています。
子役時代の記憶と成長
興味深いことに、三倉茉奈さんは2015年に保育士資格を取得しました。
2014年から受験を始め、音楽試験ではギターで課題曲を演奏しながら歌唱し、言語試験では昔話の読み聞かせで合格したというから、真摯な学習姿勢が伝わってきます。
また、2005年に普通自動車運転免許を取得する際のエピソードも興味深いもの。
学科試験は二人とも1回落ちてしまったとのことですが、茉奈さんは教官から「教官にならへんか?」と言われるほど実技が上手だった一方、佳奈さんは恐る恐るの運転だったそうです。
このような逸話からも、双子でありながらそれぞれ個性的であることが伺えます。
YouTube『マナカナんち』での活動
現在、二人は共同でYouTubeチャンネル『マナカナんち』を運営しており、2020年の開設以来、定期的に家事育児トークや日常の様子を配信しています。
2023年2月には登録者2万人を突破。
2025年10月の配信では、家事や育児についてのトークを展開し、「キウイフルーツを皮ごと食べる」という佳奈さんのエピソードが話題になるなど、リアルで親しみやすいコンテンツが人気を集めています。
登録者数も3万人手前まで増加しており、二人の日常や育児の工夫、姉妹のやり取りを見守るファンが着実に増えているようです。


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