真矢の代役がSIAM SHADE淳士となった経緯と関係性

メンバー発表とライブ体制変更の背景

2025年9月、LUNA SEAのドラマー、真矢が公式サイトとSNSを通じて、今後の活動体制についてファンに報告を行いました。
これにより、11月開催予定の「LUNATIC FEST. 2025」では真矢がバンドのパフォーマンスから一時的に離れることになり、その代役をSIAM SHADE元ドラマーの淳士が務めることが発表されています。

真矢自身は、「少し体調を優先し、しばらく治療に専念します」とし、ファンや関係者に向けて「万全な状態で再びステージに戻れるよう、希望を持ち続けたい」と前向きなコメントを寄せています。
この場を借りて、バンドやファン、そして応援するすべての人へ感謝の気持ちも伝えています。

代役に淳士が選ばれた理由

今回の代役として最も信頼できる人物として選ばれたのが、SIAM SHADEの元ドラマー・淳士です。
真矢は「僕自身が最も信頼を寄せているドラマーです。
LUNA SEAにとっても、ファンの皆さまにとっても納得のいくベストな選択だと思っています」とコメントしています。

また、11月のライブだけでなく、9月末に神奈川県秦野市で行われるイベントでも真矢は一部参加を見込んでおり、「故郷・秦野でお会いしましょう」と地元ファンにも前向きなメッセージを送っています。

絆の深さと30年以上続く師弟関係

今回の代役決定の背景には、真矢と淳士の長年にわたる特別な絆があります。
二人は同じ神奈川県秦野市出身で、若い頃に地元の楽器店で出会いました。
当時から真矢はLUNA SEAの中心的ドラマーとして存在感を放ち、一方の淳士はその背中を追いかける存在でした。

淳士は真矢のドラムスタイルに惹かれ、LUNA SEAのローディー(機材担当スタッフ)として現場を支えるかたわら、多くの技術や音楽観を直接教わった経験があります。
この「師弟関係」が人となりや音に大きな影響を与え、後のSIAM SHADEでの活躍につながりました。

師匠から弟子へ受け継がれたスタイル

2015年に発行された音楽専門誌『リズム&ドラム・マガジン』では、真矢と淳士が表紙を飾り、20年以上に及ぶ師弟関係を特集した対談が掲載されました。
この中では、出会った当時のエピソードや、受け継いだドラムへのこだわり、音楽観の変化が語られています。

淳士は「うまいなあと思いました。
自分にない”間”を持っているというか」と語り、真矢は「最初は根性ないんじゃないかと思っていたけど、成長を素直に認めたい」と笑い合うなど、二人ならではの空気感が誌面からも伝わります。

公の場での師弟共演やエピソード

2023年12月には、真矢がMCを務める動画番組「晴れた月の夜は」1周年記念回に淳士がゲスト出演し、「ドラマー師弟SP」として視聴者の注目を集めました。
この放送の中では、スティックテープを巻く姿や、本人たちから披露される思い出話を交え、お互いにリスペクトし合う様子が印象的でした。

また、2015年のLUNATIC FEST.では、特製のツーショットバスドラムヘッドを作成し共演するなど、ファンにとっても記憶に残るイベントとなりました。

今回の代役起用の意義と音楽界からの反響

今回の代役発表について、音楽業界、ファン、アーティスト仲間からも高い評価の声が上がっています。
他バンドのドラマーや著名アーティストたちから、「真矢さんの想いを理解し、その音をしっかりと繋げてくれるのは淳士さんしかいない」といった意見や、復活を心待ちにする温かい声援がSNSなどで多数寄せられました。

LUNA SEAメンバーからのメッセージ

LUNA SEAの他のメンバーも公式なコメントを発表し、「何よりも真矢には心配せず治療に専念してほしい」「ずっと変わらず、帰りを信じて待っている」とのメッセージを送っています。
「自分たちにできる限りのサポートをし、これまでどおりバンドの音を守り続けていく」とも語られ、真矢との絆、そしてバンドの未来への強い信念が感じられます。

今後の展望とファンへの感謝

真矢は「いつかまたステージに復帰できる時まで、ずっと希望を失わないことを約束します。
またその時に、皆さん笑顔でお会いしましょう」とポジティブな思いを表しています。

SNSやメディアでは「真矢さんの復帰を信じ、LUNA SEAファンはこれからも応援し続けます」といった励ましや感謝の声が多く寄せられており、今後のバンド活動・師弟のドラマに引き続き注目が集まっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました