はじめに:「旅好き」タレントの子連れ旅行への挑戦
タレントの眞鍋かをりさんといえば、30歳から海外一人旅にハマり、これまで20か国以上を訪れた筋金入りの「旅好き」として知られています。
独身時代は「リュックひとつで行き当たりばったりのひとり旅」を楽しんでいた眞鍋さんですが、2015年に第一子を出産してからは、全く違ったスタイルの旅行に挑戦することになりました。
現在小学4年生となった娘さんとの旅行について、眞鍋さんは「0歳のころから国内・海外に出かけていました。
赤ちゃんを連れての旅は準備や下調べが大切ですが、独身時代とはまた違った感覚で新鮮でした」と振り返っています。
0歳から始める旅行デビュー:眞鍋流の考え方
「完璧を求めすぎない」マインドの大切さ
眞鍋さんが子育てで学んだ最も重要な教訓の一つが、「お母さんは頑張るんじゃなくて楽をするのが仕事」という助産師さんからのアドバイスでした。
このマインドは旅行にも応用されており、「甘えて楽をしたほうが幸せにできる」という価値観で子連れ旅行に臨んでいます。
実際の0歳旅行体験
眞鍋さんは実際に「0歳のころから国内・海外に出かけていた」と明かしており、早期からの旅行デビューを実践していました。
ただし、独身時代とは大きく異なり、「準備や下調べが大切」であることを強調しています。
赤ちゃん連れ旅行の実践的なコツ
月齢別の旅行ポイント
専門家によると、赤ちゃん連れの旅行は月齢によって注意点が異なります:
ねんね期(0~6ヶ月)
- 首が座ってから(生後3ヶ月頃)が目安
- 授乳や睡眠のタイミングを重視したスケジューリング
- 移動時間は2時間以内が理想
おすわり・ハイハイ期(7~10ヶ月)
- 離乳食の準備が重要
- 和室など自由に動ける空間の確保
必須の持ち物リスト
赤ちゃん連れ旅行の基本的な持ち物について、専門家のアドバイスを参考にまとめると:
衛生・健康管理
- 健康保険証・母子手帳
- おむつ(日数×10枚程度)
- おしりふき
- 体温計
授乳・食事関連
- 液体ミルクまたは粉ミルク
- 哺乳瓶・マグ
- 離乳食(レトルトタイプ推奨)
移動・安全対策
- 抱っこ紐
- ベビーカー(必要に応じて)
- 大判タオルやガーゼ
眞鍋さんの「推し活旅行」という新しいスタイル
40歳で目覚めた「推し活」を家族で楽しむ
現在の眞鍋さんは、娘さんと一緒に「推し活旅行」を楽しんでいます。
『鬼滅の刃』の大ファンである眞鍋さんは、「テーマパークや観光地とのコラボ企画などがあれば可能な限り遠征します」と語り、娘さんも「幼稚園時代からずっと推し活に同行してくれています」。
京都や愛知、淡路島などさまざまな場所を訪れ、「みんなで『尊い、尊い』と言いながら推しを愛でて、娘もすっかりオタクを楽しんでいる様子」だといいます。
子どもの成長とともに広がる旅の可能性
眞鍋さんは「子どもの成長につれて、たとえば身長制限があるアトラクションにも乗れるようになるなど、行けるところやできることがどんどん増えてきたのがうれしい」と、成長とともに旅行の楽しみが拡大していることを実感しています。
宿泊施設選びのポイント
子ども向け施設の活用
眞鍋さんが最近利用して話題になったのが、「からくり屋敷」のような仕掛けが満載の民泊施設です。
「チェックインした瞬間から子どもの完全放牧が可能」と絶賛し、ママ友らと何度も利用していることを明かしています。
このような子ども向け施設の特徴として:
- 3階から2階へ降りる滑り台
- 隠し扉や隠し階段
- ツリーハウス
- 宝探しなどの仕掛け
利用時の注意点
一方で、「子どもは興奮してるから夜11時過ぎても寝ないし、朝5時から遊び始めちゃう」という体験も語り、翌日幼稚園の先生から「今日は全員白目をむいていました」と言われたエピソードも紹介しています。
専門家が教える安全な旅行のために
医療面での準備
旅行先での万が一に備えて:
- 旅行先の小児科情報の事前確認
- 健康保険証・母子手帳の携帯
- 常備薬の準備
- 緊急時の連絡先メモ
移動手段別のアドバイス
車移動の場合
- チャイルドシートの正しい装着確認
- こまめな休憩(1時間に1回程度)
- 車内温度の調整
公共交通機関利用の場合
- 指定席の予約(最前部または最後部推奨)
- 多目的室の位置確認
- 音の出ないおもちゃの準備
子育てと旅行を両立させる心構え
「楽をする」ことの重要性
眞鍋さんが強調するのは、完璧を求めすぎないことです。
「甘えて楽をしたほうが幸せにできる」という考え方は、旅行においても重要な指針となります。
子どもの興味を尊重する姿勢
最近では娘さんが自分で情報収集をするようになり、「バズっている最新スポットやイベントにも敏感なので、よく『ここに行きたい』と、私が知らなかった場所やイベントをリクエストされます」と、子どもの主体性を尊重した旅行スタイルに変化しています。
旅行を通じた親子の絆づくり
共通の「推し」を持つことの効果
眞鍋さんは「推しがいるのといないのとでは生きる活力が全然違うので、この喜びを子どものころに知れるのはうらやましい」と語り、親子で共通の興味を持つことの価値を実感しています。
「フットワーク軽めのマインド」の育成
旅行を通じて、娘さんにも「フットワーク軽めのマインド」が育っていると眞鍋さんは感じており、旅行が子どもの積極性や適応力を育む効果についても言及しています。
まとめ:0歳からの旅行で広がる可能性
眞鍋かをりさんの体験談は、「0歳からの旅行」が決して無謀ではなく、適切な準備と心構えがあれば十分に楽しめることを示しています。
重要なポイントは:
- 完璧を求めすぎない:「楽をする」ことを恐れずに
- 十分な準備と下調べ:独身時代とは異なるアプローチが必要
- 子どもの成長に合わせた柔軟性:月齢や発達段階を考慮
- 安全面の配慮:医療情報の確認や緊急時の準備
- 親子の共通体験を大切に:一緒に楽しめる要素を見つける
赤ちゃん連れの旅行は確かに大変な面もありますが、眞鍋さんの経験が示すように、早期からの旅行体験は親子にとって貴重な思い出となり、子どもの成長にも良い影響を与える可能性があります。
何より、旅行を通じて家族の絆を深め、新しい発見や経験を共有できることは、かけがえのない価値があるといえるでしょう。
これから赤ちゃん連れの旅行を検討している方は、眞鍋さんの実体験と専門家のアドバイスを参考に、無理のない範囲で家族旅行の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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