キングダムハーツ4のハード展開予測 – スイッチ2対応の可能性とPS4版は?

キングダムハーツ4の開発状況 – スクエニは「懸命に取り組んでいる」と発言

スクウェア・エニックスは最近になって、キングダムハーツ4の開発に引き続き注力していることを改めて公式発表しました。
2025年5月に同社がモバイルゲーム「キングダムハーツ Missing-Link」の開発中止を発表した際にも、「キングダムハーツシリーズは続きます。
私たちはキングダムハーツ4の開発に懸命に取り組んでおり、今後の続報にご期待ください」とコメントしています。

しかし気になる発売時期については、業界専門家の間では「少なくとも2027年まで期待できない」という見方が強まっています。
当初の発表から5年以上先という長期開発になる見込みです。

信頼性の高いリーカーが「スイッチ2対応」を示唆

2024年5月、ゲーム業界で信頼性の高いリーク情報を提供してきた「みどり」氏がSNS「X」(旧Twitter)上で興味深い情報を投稿しました。
それによると、キングダムハーツ4は、まだ正式発表されていないニンテンドースイッチの次世代機(通称「スイッチ2」)にも対応する可能性があるとのことです。

みどり氏は「2月にMissing Link、KH4、Steamポートに関するメッセージを受け取ったが、当時は情報源を知らなかった」と述べています。
この情報源は、その後実現したキングダムハーツシリーズのSteam版リリースについても言及していたため、一定の信頼性があると評価されています。

また、同氏は「KH4はちょっとしたオンライン要素がある」と示唆し、内部コードネームが「Quattro」であるという情報も共有しています。

開発中の「見た目」は初報から大きく変化?

みどり氏によれば、現在開発中のキングダムハーツ4は「見た目が初報と大きく異なる状態になっている」とのことです。
この「大きく異なる」の具体的な意味は明らかにされていませんが、2022年4月の発表時にはアンリアルエンジン4を使用したトレーラーが公開されたものの、実際のゲーム開発はアンリアルエンジン5に移行していることがわかっています。

これによりライティングやディテールなどのグラフィッククオリティは「数段アップする」と報じられており、見た目の変化はポジティブな方向である可能性が高そうです。
ただし、一部では「スイッチ2などの中スペックハードに対応させるためにグラフィックが簡素化されるのでは」との懸念も出ていますが、現時点では確かな情報はありません。

スクエニの新戦略と「マルチプラットフォーム展開」への舵切り

スクウェア・エニックスは近年、業績改善のための新戦略として「今後は超大作の発売先として、これまで避けていたニンテンドーを発売ハードに含めるようにする」方針を決算説明会で示したとされています。

この新たな方針がキングダムハーツ4の開発にも影響している可能性があり、PS5やXboxだけでなく、「スイッチ2」にも対応する「全機種マルチ」になる可能性が浮上しています。

PS4版の可能性は? – グラフィック品質からの考察

キングダムハーツ4のPS4対応については、公式発表は一切ありません。
しかし、アンリアルエンジン5への移行や高品質グラフィックを考慮すると、技術的に実現が難しい可能性があります。

一方で、スイッチ2の推定性能がPS4程度と言われていることを踏まえると、もしスイッチ2対応が実現するならば、PS4版も技術的には不可能ではないかもしれません。
ただし、発売時期が2027年以降になると予想されていることを考えると、その時点ではPS4は10年以上前の機種となり、対応の可能性は低くなると考えられます。

過去作品もネイティブ版で「スイッチ2」に登場?

現在、キングダムハーツシリーズの過去作品はクラウドバージョンでニンテンドースイッチに対応していますが、みどり氏の情報によれば「キングダムハーツ3などの過去作品がクラウドではない形でスイッチ2でも遊べるようになる」可能性があるとのことです。

これが実現すれば、スイッチ2ユーザーはダウンロード不要でシリーズ作品を通して楽しめるようになるでしょう。
「クラウド版は安定性に懸念がある」という声もあるため、ネイティブ版の登場はファンにとって朗報となりそうです。

フォートナイトとのコラボも計画中?

さらに興味深い情報として、キングダムハーツシリーズとフォートナイトとのコラボ計画が存在するという噂も出ています。
これが実現すれば、ソラやリクなどの人気キャラクターがフォートナイトの世界に登場する可能性も考えられます。

グラフィック面での懸念 – 複数バージョンの可能性

キングダムハーツ4がスイッチ2などの中スペックハードにも対応するとなると、グラフィック面での懸念が浮上します。
しかし、現代のゲーム開発では「ホグワーツ・レガシー」のように、機種ごとに最適化された別バージョンを開発することも珍しくありません。

高性能機向けと中性能機向けで異なるグラフィックレベルのバージョンが用意される可能性は高く、開発をサードパーティに委託するというアプローチも考えられます。

スクエニの業績不振とハード戦略転換の背景

スクウェア・エニックスが積極的なマルチプラットフォーム展開を模索している背景には、同社の業績不振があります。
記事によれば「完全新規のヒット作がほぼなく、スクエニのスマホゲームはすぐにサービスが終了する」「DLCや他機種版を出す出さないという詐欺的なやり取りなども続いて信用を失い」「FF本編シリーズのセールスがイマイチ」「稼ぎ頭だったFF&DQのオンラインゲームの収益が下がっている」など複数の要因により業績が低迷しているとされています。

この状況を打開するために、これまで避けていたニンテンドーハードへの積極展開という戦略転換が行われつつあるのでしょう。

公式発表を待つことが重要

現時点でキングダムハーツ4のプラットフォーム展開について、スクウェア・エニックスからの公式発表はありません。
みどり氏の情報は過去に信頼性が高いとされているものの、あくまで「噂」の段階であり、公式発表を待つことが重要です。

キングダムハーツ4の続報については、今後のゲームイベントやスクウェア・エニックスの公式チャンネルを通じて発表される可能性が高いため、引き続き注目していきましょう。

まとめ – KH4のプラットフォーム展開予測

キングダムハーツ4の発売プラットフォームについて、現時点でわかっていることと予測をまとめます:

  1. 公式発表ではまだプラットフォームは明らかにされていない
  2. 信頼性の高いリーカー情報によれば、ニンテンドースイッチの次世代機「スイッチ2」にも対応する可能性がある
  3. アンリアルエンジン5での開発により、グラフィッククオリティは初期トレーラーより向上する見込み
  4. スクウェア・エニックスの新戦略により、複数のプラットフォームに対応する可能性が高い
  5. PS4については明確な情報はないが、発売時期が2027年以降と予測されていることを考えると、対応の可能性は低いかもしれない

発売時期については2027年以降になるとの見方が強いため、プラットフォーム事情も今後変わる可能性があります。
公式情報の発表を引き続き注視していくことをお勧めします。

完全新作のキングダムハーツ4が、どのハードで私たちの元に届けられるのか。
今後のスクウェア・エニックスからの続報に期待しましょう。

(※本記事の情報は2025年5月時点のものです。
最新情報は公式発表をご確認ください)

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