続編「スーパーマリオワールド」?タイトル情報の流出
2025年5月14日、マリオ映画の続編タイトルが「スーパーマリオワールド」である可能性が高まりました。
NBCUniversalが発表したプレスリリースにおいて、Peacockでストリーミング予定の作品リストの中に「Super Mario World」の名前が記載されていたのです。
この情報は多くのゲームメディアやファンの間で急速に広まりましたが、興味深いことに、同プレスリリースはすぐに編集され、タイトル名が削除されました。
プレスリリースの原文には「An exciting range of films from Universal Pictures, Focus Features, DreamWorks Animation and Illumination were presented, including Megan 2.0, Nobody 2, Bad Guys 2, How to Train Your Dragon, Downton Abbey: The Grand Finale, Black Phone 2, HIM, The Phoenician Scheme, Super Mario World, Shrek, and Minions」と記載されていました。
このような形で情報が一度公開され、その後削除されるという経緯は、公式発表前の情報が誤って漏れた可能性を示唆しています。
X(旧Twitter)でもこの情報はすぐに拡散され、「ニンテンドーエブリー」のアカウントでは「【ニュース】マリオ映画続編のタイトルは「スーパーマリオワールド」(原題)に」という投稿がされています。
マリオ映画続編の正式発表
マリオの日(Mar.10)として知られる2024年3月10日、任天堂とイルミネーションは共同で「スーパーマリオ」の新たなアニメ映画の制作を正式に発表しました。
発表では、マリオの生みの親である宮本茂氏とイルミネーションのクリス・メンダトリ氏が登場し、新作映画が2026年4月3日に米国を含む多くの国と地域で公開予定であることが明かされました。
任天堂の公式発表によれば、すでに映画制作は進行中であり、「間もなくアニメーション作業に入る」とされています。
前作「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が世界累計興行収入13億ドルを超える大ヒット作品となったことを考えれば、続編制作は自然な流れと言えるでしょう。
前作の成功とヨッシー登場の伏線
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は2023年に公開され、ビデオゲーム原作映画として歴代最高の興行収入を記録しました。
前作の大きな特徴は、原作ゲームへのリスペクトを感じさせる演出やイースターエッグが多数盛り込まれていたことです。
特に注目すべきは、前作のラストシーンに「ヨッシーのタマゴ」らしきシーンが用意されていたことでしょう。
これは明らかに続編を示唆するものであり、次回作ではヨッシーに乗ったマリオの活躍が描かれる可能性が高いと言えます。
まさに「全然続編を作る気がありますよ、と言わんばかり」のラストシーンだったと言われており、ファンの間では続編での展開に大きな期待が寄せられています。
「スーパーマリオワールド」というタイトルの意味
もし続編のタイトルが本当に「スーパーマリオワールド」であるとすれば、これは1990年にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたゲーム「スーパーマリオワールド」に由来すると考えられます。
このゲームはマリオシリーズの中でも特に人気の高い作品で、最も重要な特徴はヨッシーの初登場作品であることです。
前作映画のラストでヨッシーのタマゴが示唆されていたことと合わせると、続編がこのタイトルを冠することは非常に理にかなっています。
ゲーム「スーパーマリオワールド」では、マリオがヨッシーに乗って冒険する姿が印象的であり、映画でもこの要素が活かされる可能性が高いでしょう。
続編ストーリー予想:ヨッシーとの冒険
前作のエンディングと、流出したタイトル情報を組み合わせることで、続編のストーリー展開をある程度予測することができます。
ヨッシー登場の可能性
前述の通り、前作のエンディングで示唆されたヨッシーのタマゴからは、ヨッシーが主要キャラクターとして登場することがほぼ確実視されています。
ゲーム「スーパーマリオワールド」では、ヨッシーはマリオの相棒として重要な役割を果たしており、映画でも同様の位置づけになると予想されます。
ヨッシーの特性を考えると、舌を伸ばして敵を飲み込んだり、空中でホバリングしたりするユニークなアクションシーンが期待できるでしょう。
また、ヨッシーのタマゴを武器として使用するシーンなども、原作ゲームのファンにとって見どころとなるはずです。
「ヨッシーアイランド」要素の導入可能性
「ヨッシーアイランド」は、ヨッシーを主人公としたスピンオフゲームです。
前作の監督は「個人的には『ヨッシーアイランド』ネタが来てくれたら嬉しい」と述べていることから、このゲームの要素が一部取り入れられる可能性もあります。
ヨッシーアイランドでは赤ちゃんマリオを背負ったヨッシーが冒険するというストーリーが描かれていますが、続編映画では過去へのタイムスリップなどのプロットを通じて、この設定が部分的に取り入れられるかもしれません。
新キャラクターの登場予想
前作からの登場キャラクターに加え、続編では新たなキャラクターの登場も期待されています。
特に注目されるのは以下のキャラクターです。
ロゼッタ
マリオシリーズにおける人気キャラクター「ロゼッタ」の登場を期待する声も少なくありません。
「スーパーマリオギャラクシー」で初登場したロゼッタは、宇宙を舞台にしたストーリー展開が予想される場合に登場する可能性があります。
その他の新キャラクター
ゲーム「スーパーマリオワールド」に登場するボスキャラクター「クッパJr.」や「カメック」などの登場も考えられます。
また、ヨッシー島の住人である他の色のヨッシーたちが登場する可能性もあるでしょう。
前作キャストの続投と新キャスト予想
前作「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」では、クリス・プラットがマリオ役、アニャ・テイラー=ジョイがピーチ姫役、ジャック・ブラックがクッパ役を務めました。
続編でも彼らが同じ役で続投することが予想されます。
特に、トード役を演じたキーガン=マイケル・キーは、続編について「もう少し幅広い範囲になる」と述べており、ファンは「素晴らしいイースターエッグ」を見つけることができるだろうとコメントしています。
このことから、より多様なマリオワールドの要素が取り入れられることが示唆されています。
新キャラクターのヨッシーがどの声優によって演じられるかも、大きな注目点となるでしょう。
公開スケジュールと今後の情報
現在確定している情報として、米国を含む多くの国と地域での劇場公開は2026年4月3日を予定しています。
日本でも同時期に公開される可能性が高いですが、具体的な日程はまだ発表されていません。
映画制作の進行状況としては、2024年3月の段階で「間もなくアニメーション作業に入る」と発表されています。
アニメーション映画の制作期間を考えると、この時期に公開するというスケジュールは妥当なものと言えるでしょう。
今後、2025年から2026年にかけて、予告編の公開やマーケティングキャンペーンが順次展開されると予想されます。
特に、ゲームとのコラボレーション企画なども期待されるところです。
まとめ:さらなる成功を目指すマリオ映画続編
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の続編は、前作の大成功を受けて制作が進められています。
タイトルが「スーパーマリオワールド」となる可能性が高まる中、ヨッシーの登場やより広範なマリオの世界観の展開が期待されています。
前作がビデオゲーム原作映画として史上最高の興行収入を記録したことを考えると、続編への期待は非常に大きいものがあります。
2026年4月の公開に向けて、今後も新情報に注目していきましょう。
マリオと仲間たちの新たな冒険が、どのような形で映像化されるのか。
「スーパーマリオワールド」というタイトルが示す通り、より広大で多様なマリオワールドの探索が描かれることが期待されます。
前作で築かれたアニメーションの世界観がさらに拡張され、新たなキャラクターやロケーションが登場する可能性も高いでしょう。
ゲームファンも映画ファンも、2026年の公開を今から心待ちにしている「スーパーマリオ映画続編」。
公式発表を通じて徐々に明らかになる情報を、今後も追っていきます。
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