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ちいかわラーメンの蓋にひっそりある「QRコードもどき」、正体は何?

最近、Xでちょっとした話題になっているものがあります。
明星チャルメラの「ちいかわラーメン」の蓋に、小さく印刷されている四角いコードです。
見た目は普通のQRコードにそっくりなのに、スマホで読み取っても何も起きない。
これを見た人が「誰かこのQRコードもどきが何なのか教えてくれー。
正体がわかるまでこのラーメンは美味しく頂けない()」と投稿したところ、大きな反響を呼びました。

投稿には蓋の写真が添えられていて、ちいかわたちのイラストの間に小さな正方形のコードが鎮座している様子がはっきり写っています。
バズり始め、多くの人が同じ疑問を抱いてコメントを寄せました。

このコードは、いったい何なのでしょうか。

ちいかわラーメンってどんな商品?

まずは商品の紹介から。
「明星 チャルメラ ちいかわラーメン」は、人気キャラクター「ちいかわ」と明星食品のコラボ商品です。
ミニサイズのカップ麺で、しょうゆ味が定番として定着しています。
2026年にはとんこつ味も登場し、さらにバリエーションが増えました。

特徴はとにかくかわいいこと。
・ちいかわの顔をした「ちいかわなると」が入っている
・フタの表と裏に、ちいかわ・ハチワレ・うさぎをはじめとするキャラクターのイラストが描かれている(複数種類あり)
・段ボールケースにもちいかわデザインが施されている

フタを開けると笑顔のちいかわたちがお出迎えしてくれるので、食べる前からテンションが上がる仕様です。
コンビニやスーパーで手軽に買えるのも魅力で、ちいかわファンだけでなく、かわいいものが好きな人にも広く親しまれています。

そんな商品のフタに、突然「QRコードもどき」が発見されたのです。

Xで広がった疑問と答え

問題の投稿が拡散したあと、さまざまな推測が飛び交いました。
「商品管理用のヤツかな」
「マイクロQRコードというものではないでしょうか」
「スキャンしても何も出ないやつだわ」

投稿者本人も後から「マイクロQRコードというものらしいですよ!」と反応しています。
実際に読み取ってみた人たちからも「無料で何かを得られると思ってるあなたに教えよう…なにも貰えんぞ」という報告が相次ぎました。

つまり、消費者がスマホでスキャンして特別なコンテンツやクーポンがもらえるような、いわゆる「キャンペーン用QRコード」ではない、というのが現時点での共通認識です。

マイクロQRコードとは?

ここで少し技術的な話を。
通常のQRコードは、3つの大きな「切り出しシンボル(位置検出パターン)」が特徴的で、比較的大きなスペースを必要とします。
一方、マイクロQRコードは、その小型版です。

・サイズが小さい(最小で11×11セル程度)
・切り出しシンボルが1つしかない
・格納できるデータ量は通常のQRコードより少ない(数字で最大35桁程度)

狭いスペースに情報を入れる必要がある場面で使われます。
主な用途は、電子部品の管理、医療機器のトレーサビリティ、製造ラインでのロット管理、在庫管理など、産業・製造現場向けです。
一般のスマートフォンのカメラアプリではうまく読み取れない、または読み取れても意味のある情報が出てこないケースが多いのも特徴です。

カップ麺のフタという限られたスペースに、製造・流通管理用の情報を印字するのに適しているため、この「QRコードもどき」はマイクロQRコードである可能性が高いと考えられます。
商品のトレーサビリティや品質管理のために付けられているものだ、というのが現在もっとも自然な解釈です。

公式に「これはマイクロQRコードです」と明星食品が発表したわけではありませんが、見た目の特徴や、読み取っても何も起きないという実体験から、多くの人がこの結論に至っています。

なぜ蓋にそんなものを?

カップ麺の製造過程では、原材料の管理、製造日時、ロット番号、検査結果などを正確に追跡する必要があります。
万が一不具合が起きたときに迅速に原因を特定し、影響範囲を絞るためです。

フタは消費者が最初に目にする部分でありながら、印刷スペースが限られています。
そこに小さなコードを忍ばせることで、見た目のかわいさを損なわずに管理情報を載せられるわけです。
ちいかわのイラストや調理方法の説明と並んで、静かに役目を果たしているのです。

似たような小さなコードは、他の食品や日用品でも見かけることがあります。
消費者向けではなく、メーカーや流通の内部で使われるためのものが多いのです。

気になる人は試してみて、でも…

どうしても気になる人は、専用のバーコードリーダーアプリで試してみるのも一つの手です。
ただし、期待しすぎないほうがいいでしょう。
特典や隠しコンテンツが出てくる類のものではなさそうです。

むしろ、この小さなコードが話題になったことで、改めて「ちいかわラーメン」のフタをじっくり眺める人が増えたかもしれません。
表と裏のイラストの組み合わせを集めたり、ちいかわなるとをじっくり観察したり。
コードに気を取られすぎず、まずはおいしく食べるのが一番です。

ちいかわたちのほのぼのしたイラストに囲まれた、ちょっとしたミステリー。
日常の中の小さな発見が、Xで多くの人の興味を引いた一例でした。

次にコンビニで見かけたら、ぜひフタをよく見てみてください。
かわいいイラストの隙間に、静かに座っている小さな四角が見つかるかもしれません。
正体を知ったあとは、余計なことを考えず、熱々のラーメンを味わうのがおすすめです。

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